ニューラージパールグラスをミスト式で育てます!
ミスト式とは、簡単に言うと、水槽に水を張らずに水草を育てる方法です。最近は多くのアクアリストがこの方法で、前景草を育てたり、シダ系の水草を活着させたりしています。ミスト式のメリットは、水草の根を十分に伸ばした後に注水ができるので、ソイルが崩れるのを防いだり、水草が浮いてくるのを防ぐ事ができます。
ニューラージパールグラスを選んだ理由
ヘアーグラスや、グロッソスティグマ、キューバパールグラスなど数々の人気のある前景草の中からニューラージパールグラスを選んだ理由は、モフモフなのに育成が簡単そうだからです。初心者でも育てやすいと評判で、やり方によってはCo2なしでも育つと言う話を聞いていたので、まずはミスト式で増やしてみる事にしました!
設備と環境
水槽:ADAキューブガーデン45センチ(W45×D27×H30)
照明:アクアスカイ G 451
底砂:ソイル系のAMAZONIA Ver.2
肥料:なし
フタ:ラップで密封しました。
準備
①霧吹きでソイルに水をかけ、十分に湿らせる。
②ピンセットでニューラージパールグラスを植える。
③植え終わったら、もう一度霧吹きをする。
④水槽にラップでフタをして密封させる(若干の隙間アリ)
⑤照明をつける
以上で準備完了です。ここから、経過を観察していきます!
ミスト式の経過
1日目
この日の気温は、最高25℃で最低21℃
朝に霧吹きをして、ソイルの表面を湿らせて、照明を約9時間点灯しました。ニューラージパールグラスに変化はないですが、水槽内には水滴が付き、湿っているように見えます。
2日目
この日の気温は、最高29℃で最低21℃
2日目も朝に霧吹きをして、ソイルの表面を湿らせて照明を約9時間点灯しました。水がひたひたになるとカビが生えそうで怖いので、霧吹きもほどほどにしています。見た目の変化はありません。
3日目
この日の気温は、最高28℃で最低23℃
3日目もこれまでと同様の作業のみです。見た目の変化もありません。
4日目
この日の気温は、最高27℃で最低23℃
4日目もこれまでと同様の作業のみです。見た目の変化はありませんが、カビなども生えていないので、とりあえず順調そうです。
5日目
この日の気温は、最高30℃で最低23℃
初日よりちょっとだけ成長しているような気もします・・・
6日目
この日の気温は、最高26℃で最低22℃
昨日に続き、ちょっとずつ成長している様に見えます!
7日目
この日の気温は、最高27℃で最低20℃
ミスト式を始めて、一週間が経過しました! ご覧の通り、少しではありますがニューラージパールグラスが伸びてきています。行った作業は、毎朝ラップを外して、表面が湿る程度にソイルに霧吹きをして、約9時間ライトを付けっぱなしにしただけです。
ちなみに上から見るとこんな感じです。
近くで見ると、横に伸びたニューラージパールグラスから、しっかり根も伸びているのが分かります。
感想
はじめてミスト式に挑戦してみましたが、とりあえず1週間は順調に育ったのではないでしょうか?
まだ梅雨のシーズンで、本格的な夏は到来していませんが、真夏になると室温が上がって水槽もサウナ状態になりそうなので、それまでにある程度フサフサに出来れば良いなーと思っています。引き続き、カビにも注意して経過を観察していきます!