熱帯魚の学習塾

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ミスト式でニューラージパールグラスを育てる【1日目~7日目】

ニューラージパールグラスをミスト式で育てます!

ミスト式とは、簡単に言うと、水槽に水を張らずに水草を育てる方法です。最近は多くのアクアリストがこの方法で、前景草を育てたり、シダ系の水草を活着させたりしています。ミスト式のメリットは、水草の根を十分に伸ばした後に注水ができるので、ソイルが崩れるのを防いだり水草が浮いてくるのを防ぐ事ができます。

ニューラージパールグラスを選んだ理由

ヘアーグラスや、グロッソスティグマ、キューバパールグラスなど数々の人気のある前景草の中からニューラージパールグラスを選んだ理由は、モフモフなのに育成が簡単そうだからです。初心者でも育てやすいと評判で、やり方によってはCo2なしでも育つと言う話を聞いていたので、まずはミスト式で増やしてみる事にしました!

設備と環境

水槽:ADAキューブガーデン45センチ(W45×D27×H30)

照明:アクアスカイ G 451

底砂:ソイル系のAMAZONIA Ver.2

肥料:なし

フタ:ラップで密封しました。

 

準備

ニューラージパールグラスのミスト式準備

①霧吹きでソイルに水をかけ、十分に湿らせる。

②ピンセットでニューラージパールグラスを植える。

③植え終わったら、もう一度霧吹きをする。

④水槽にラップでフタをして密封させる(若干の隙間アリ)

⑤照明をつける

 以上で準備完了です。ここから、経過を観察していきます!

ミスト式の経過

1日目

ニューラージパールグラスのミスト式1日目

この日の気温は、最高25℃最低21℃

朝に霧吹きをして、ソイルの表面を湿らせて、照明を約9時間点灯しました。ニューラージパールグラスに変化はないですが、水槽内には水滴が付き、湿っているように見えます。

2日目

ニューラージパールグラスのミスト式2日目

この日の気温は、最高29℃最低21℃

2日目も朝に霧吹きをして、ソイルの表面を湿らせて照明を約9時間点灯しました。水がひたひたになるとカビが生えそうで怖いので、霧吹きもほどほどにしています。見た目の変化はありません。

3日目

ニューラージパールグラスのミスト式3日目

この日の気温は、最高28℃最低23℃

3日目もこれまでと同様の作業のみです。見た目の変化もありません。

4日目

ニューラージパールグラスのミスト式4日目

この日の気温は、最高27℃最低23℃

4日目もこれまでと同様の作業のみです。見た目の変化はありませんが、カビなども生えていないので、とりあえず順調そうです。

5日目

ニューラージパールグラスのミスト式5日目

この日の気温は、最高30℃最低23℃

初日よりちょっとだけ成長しているような気もします・・・

6日目

ニューラージパールグラスのミスト式6日目

この日の気温は、最高26℃最低22℃

昨日に続き、ちょっとずつ成長している様に見えます!

7日目

ニューラージパールグラスのミスト式7日目

この日の気温は、最高27℃最低20℃

ミスト式を始めて、一週間が経過しました! ご覧の通り、少しではありますがニューラージパールグラスが伸びてきています。行った作業は、毎朝ラップを外して、表面が湿る程度にソイルに霧吹きをして、約9時間ライトを付けっぱなしにしただけです。

ニューラージパールグラスにミスト式7日目の上から

ちなみに上から見るとこんな感じです。

ニューラージパールグラスの根っこ

近くで見ると、横に伸びたニューラージパールグラスから、しっかり根も伸びているのが分かります。

感想

はじめてミスト式に挑戦してみましたが、とりあえず1週間は順調に育ったのではないでしょうか?

まだ梅雨のシーズンで、本格的な夏は到来していませんが、真夏になると室温が上がって水槽もサウナ状態になりそうなので、それまでにある程度フサフサに出来れば良いなーと思っています。引き続き、カビにも注意して経過を観察していきます!